自治体の廃棄物行政

賞味期限間近の食品購入でスマホにポイント付与のモデル事業、ダイコー事案の影響で食品廃棄物排出者への立ち入り指導を強化、不法投棄跡地への植樹のようすを更新 地方自治体の廃棄物新着情報2017年7月版

2017年7月30日更新

2017年7月の地方自治体の廃棄物新着情報をまとめています。

賞味期限切れ間近の食品購入でスマホにポイントなどモデル事業 東京都

「持続可能な資源利用」に向けたモデル事業が決まりました|東京都7月28日

資源ロスの削減や循環型資源を促進する『「持続可能な資源利用」に向けたモデル事業』について、今年度は6件の事業を採択したとのことです。

以下、おもしろそうな事業を3件、抜粋します。

NTTドコモの「Eco Buy」は、スマートフォンアプリを活用して、賞味期限が迫った食品を購入した消費者にポイントを付与するというもの。

東京システム運輸ホールディングスの「福祉現場に食品を寄贈するリデュースモデルの構築」は、物流システムのノウハウを活用して、福祉現場等へ寄贈する食品の保管や物流管理を合理化するとともに、協議会を立ち上げ、関係主体で課題を共有するというものです。

エコスタッフ・ジャパンの「事業系一産廃の利便性と即応性を高める中小事業者向けの受付センターの構築」は、事業系一般廃棄物や産業廃棄物のワンストップ型受付センターを構築し、電子契約その他IT技術を活用し、排出事業者の利便と処理業者の即応性を向上しようというものです。

災害廃棄物の収運について大阪府清掃事業連合会と協定を締結 大阪府

一般社団法人大阪府清掃事業連合会との「災害廃棄物の収集運搬の協力に関する協定」の締結について|大阪府7月28日

災害廃棄物の収集運搬に関して、府内の被災市町村から支援要請があったときに迅速かつ円滑に協力を要請することができるよう、一般社団法人大阪府清掃事業連合会と「災害廃棄物の収集運搬の協力に関する協定」を締結しました。

8月4日に、大阪府咲洲庁舎で、締結式を行うとのことです。

建設リサイクル法一斉パトロールの結果をとりまとめ 東京都

建設リサイクル法に関する一斉パトロールを実施しました|東京都7月27日

2017年5月1日から5月31日まで実施した、建設リサイクル法に関する一斉パトロールの結果を取りまとめています。

建設リサイクル法第10条の届出が必要となる届出件数2,612件の約25%に当たる644件の工事に対して、抜き打ちで現場調査を行い、分別解体や再資源化等の状況を確認し、必要に応じて関係者に対し指導等を行いました。

標識の未掲示や分別解体の不徹底が確認された現場において「法に基づく助言」を12件、その他「法に基づかない指導等(軽微な事項や他法令違反の場合等)」を429件実施したとのことです。

水銀産廃の取り扱いで県内6カ所で説明会 群馬県

『廃棄物処理法施行令等の改正(水銀関係)に関する説明会』の参加申込みについて|群馬県7月25日

10月1日施行の廃棄物処理法の施行令等の一部改正により、水銀使用製品産業廃棄物や水銀含有ばいじん等が定義されることを受け、県内6会場にて説明会を開催するとのことです。

開催日時と場所は以下のとおり。

  1. 吾妻地区 平成29年8月21日(月) 13:30~15:30 群馬県中之条合同庁舎大会議室(吾妻郡中之条町大字中之条町664)
  2. 太田地区 平成29年8月22日(火) 10:30~12:30 太田市新田文化会館エアリスホール(太田市新田金井町607)
  3. 前橋地区① 平成29年8月24日(木) 14:00~16:00 群馬会館ホール(前橋市大手町二丁目1番1号)
  4. 前橋地区② 平成29年8月28日(月) 13:30~15:30 前橋市総合福祉会館多目的ホール(前橋市日吉町二丁目17-10)
  5. 利根沼田地区 平成29年8月29日(火) 13:30~15:30 群馬県利根沼田振興局庁舎101会議室(沼田市薄根町4412)
  6. 高崎地区 平成29年9月 1日(金) 13:30~15:30 高崎市総合保健センター第1会議室(高崎市高松町5-28)

廃棄物不適正処理の監視体制とりまとめ 三重県

三重県における廃棄物監視・指導の取組み|三重県7月21日

三重県が、廃棄物不適正処理に対しての監視・指導の取り組みをまとめています。

悪質な事案への対処のため、平成5年度から警察官を配置。防災ヘリ、県警ヘリ、不法投棄監視カメラなどにより、発見しにくい不法投棄の監視体制を強化しています。

さらに、民間警備会社への監視委託、民間事業者との連携、市町や近隣県市等との連携を進めているとのことです。

破産手続き開始で産廃収運許可取消の行政処分 愛知県

産業廃棄物処理業者への行政処分(許可の取消し)について|愛知県7月20日

株式会社メタルテック(愛知県西尾市)に、産業廃棄物収集運搬業の許可の取消しの行政処分を行ったとのことです。

被処分者が、名古屋地方裁判所岡崎支部において破産手続開始の決定を受けたことにより、欠格要件に該当したためです。

不法投棄パトロールなどの結果を公表 大阪府

大阪府産業廃棄物不適正処理防止推進強化月間事業(平成29年6月)の集中取組みを実施しました|大阪府7月20日

大阪府産業廃棄物不適正処理対策会議における6月の強化月間中に実施した不法投棄パトロールなどについて、結果を告知しています。

不法投棄パトロールでは、26カ所でヘリコプターから、陸上で120件のパトロールを実施。産廃運搬車両に対する広域路上検問は、近隣府県と連携して、車両22台の検問を行ったとのことです。

産業廃棄物の許可・届出に関連する者(排出事業者、処理業者、保管届出者等)に対する状況確認・立入は74件を実施しています。

循環型社会推進課が県内の廃棄物の状況をまとめる 北海道

平成28年度循環型社会推進課行政概要を掲載しました|北海道7月19日

循環型社会推進課が、平成28年度の業務概要等を掲載しています。県内の廃棄物の発生状況や、3Rの進捗などについて詳細な資料を掲載しています。

県内の産廃最終処分場残余容量は581,000立米に 青森県

産業廃棄物最終処分場残余容量一覧|青森県7月19日

県内の産業廃棄物最終処分場の残余容量(平成29年3月末時点)を掲載しています。

設置数は18件、総容量は581,000立米となっています。

産廃処理業者と排出事業者への一斉立入指導の結果をまとめる 愛知県

産業廃棄物処理業者及び排出事業者への一斉立入指導の結果について|愛知県7月14日

6月に実施した産業廃棄物処理業者と排出事業者への立入検査結果をまとめています。

立入検査や不法投棄パトロールなど501件を実施。特に、食品廃棄物の不適正処理事案の再発防止として、食品廃棄物の排出事業者に対する立入検査を、前年比42件増の46件行ったとしています。

判明した不適正事案への文書指導は、前年比25件増の42件。増加の内訳としては排出事業者に対する行政指導が多くなっています。

主な指導の内容は、廃棄物の保管状況の改善、産業廃棄物の処理委託基準の遵守など。

ダイコー事案の影響か、非常に力の入った立ち入り検査ですね。特に、排出者への指導が昨年比でこれほど急増したところに、愛知県の本気度がうかがえます。

不法投棄早期発見に向けトラック協会と情報提供協定を締結 三重県

三重県トラック協会と「廃棄物の不法投棄等の情報提供に関する協定」を締結します|三重県7月13日

一般社団法人三重県トラック協会との「廃棄物の不法投棄等の情報提供に関する協定」の締結式を7月20日に行うとのことです。

三重県はこれまで、県内の事業者からの不法投棄の情報提供を進めるため、10社、9森林組合と同様の協定を締結しています。

インドネシアの廃棄物政策や廃棄物管理支援プロジェクトを紹介 川崎市

川崎市がインドネシア共和国バンドン市と実施する廃棄物管理支援プロジェクトのキックオフセレモニーの参加者を募集します|神奈川県川崎市7月11日

「インドネシア共和国バンドン市における持続可能な資源循環型社会の構築に向けた廃棄物管理支援プロジェクト」を本格始動するにあたり、キックオフセレモニーへの参加者を募集しています。

開会概要は以下のとおり。

  • 日時:平成29年8月2日(水)午前9時~12時
  • 場所:川崎市産業振興会館第3研修室(9階)
  • 一般公開・参加費無料(定員:80名程度)

プロジェクトの概要や、インドネシアの廃棄物政策の概要が紹介されるそうです。

これはちょっと興味がありますね。聴いてみたいです。

東北県境不法投棄跡地への植樹定点観測状況を更新 青森県

青森・岩手県境不法投棄現場跡地における植栽地の定点撮影|青森県7月10日

青森・岩手県境不法投棄現場跡地森林整備計画に基づく広葉樹約30,000本の植樹後、植栽地の各ポイントで定点撮影しており、そのようすが更新されています。

不法投棄による環境破壊を修復するのは大変なことなんだな、と感じます。

大学生向けにスーパーエコタウンの見学ツアーを実施 東京都

【大学生向け】環境業界研究!スーパーエコタウン見学ツアーのご案内 |東京都7月5日

東京都環境公社が、東京都からの委託により、廃棄物処理業界への就職を考えている大学生を対象に「スーパーエコタウン見学ツアー」を開催するとのことです。

とても良い取り組みですね。環境問題に興味をもつ若い人は多いそうですが、実際に産廃処理の現場を見ると尻込みしてしまう人が多いと、ある産廃処理業経営者が嘆いていました。

現場を見て、それでもおもしろそうだと感じた学生さんは、どんどんこの業界で働いてみてはどうでしょうか。

電子マニフェストのセミナーと導入相談会を開催 群馬県

「電子マニフェスト操作体験セミナー及び個別導入相談会」の開催について 群馬県7月4日

日本産業廃棄物処理振興センター主催の電子マニフェスト操作体験セミナーと、個別導入相談会を開催するとのことです。

電子マニフェスト操作体験セミナーは年8月2日の9:00から、相談会は13:30から時間を区切って4回の開催です。

場所は、群馬県生涯学習センター(群馬県前橋市文京町2丁目20番22号)となっています。

 

電子マニフェストは「食わず嫌い」の排出者さんが多いようですが、紙の伝票を管理しなくてよいので、廃棄物管理にかかる工数が激減し、効率化できます。まだつかったことのない排出者さんは、検討してみてはいかがでしょうか。

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